機能性、デザイン性に富んだ文房具で知られるドイツ。
「Faber-Castell(ファーバーカステル)」や「STABILO(スタビロ)」等、
日本で見かけるメーカーもたくさんありますが、
その中でもおすすめなのがこちらの「Kaweco(カヴェコ)」。

老舗「モンブラン」の重厚感ある万年筆も素敵だけど、
どこかレトロで哀愁漂うこの万年筆は、文房具好きにはたまらないね。

黒色の本体にゴールドのペンクリップがついた万年筆。
洗練されたおしゃれな雰囲気です。
ペンクリップやペン先、本体上部についたロゴも素敵。


1883年　ハイデルベルク郊外で「ペン軸」製造工場として創業されて以来、
ドイツでも古い文房具メーカーとして親しまれてきたカヴェコ。

第一次世界大戦中は、軍需産業の一環として生産の継続を許可され、
筆記用具の増産ならびにスコップや手榴弾の木製ハンドル部分を生産。

1921年には　株式会社　となり、さらに事業を拡大するものの、
大戦後の市場競争激化によって経営悪化。
万年筆企業Woringen und Grube(ブランド名Aurumia)との合併により、再び業績をのばし、
1935年には「Kawecoスポーツ」(万年筆とペンのセット)の販売開始。
＊この「Kawecoスポーツ」は1972年のミュンヘン・オリンピック開催の際に公式ペンとして認定されました。

1970年代にその幕を閉じましたが、Kaweco愛好家によって復刻を叫ばれ、
現在はニュルンベルクにあるGutberler Gmbh社によって復刻版が発売されています。

人々に愛され続けるKawecoの文房具。

机に座って、じっくりと、大切な人への手紙など書いてみてはいかがでしょうか。
ペン先からするすると、素敵な言葉が生まれてきそう。

●サイズ（概寸）＊
キャンプを閉じたとき（上の写真奥）：長さ10.5cm
※通常の万年筆よりも少し小さめです。
キャップを開けて後ろにつけたとき（上の写真手前）：長さ13cm
書いた文字：0.5mm（滑らかな書き心地です）

●本体の素材＊
樹脂製なので軽いです。

※未使用の新品です。
※2本ではなく、1本のお値段です。
※ブルーのインクが1本ついています。（下の一番右の写真はインク取り付け時の場面。写真のインクの色は黒です。）