“ジーベック” キノコ形の靴下継ぎ ミニ〈フォークロア柄〉
ドイツや東欧の家庭で古くから使われてきた道具“ジーベック”。
靴下にあいてしまった穴を繕うときに使う道具です。 靴下の中にこちらのキノコを入れて、穴の開いたところを平らにし、チクチク。 穴があいたからさようなら、ではなく、繕って長く使い続けるというドイツらしい考え方に心あたたかくなるこの道具。 なかなか状態のいいものに出会えないのですが、今回は可愛らしい赤色キノコに出会うことができました。 赤色キノコはドイツでは“幸運のシンボル”。 諸説はいろいろありますが、森でなかなか見つけることができないので、見つけることができたら“幸運”だとか。 そう考えると、こちらの“ジーベック”はかなりラッキーアイテムですね。 塗料がはげたり、黒ずんでいたり、針のさし跡が残っていたり・・。 使ってきた人たちの「モノガタリ」がここにあります。 たくさんの大切な靴下を蘇らせてきたこちらのキノコ。 いろいろ新しいモノが生まれてくる現代ですが、使い捨て ではなく、一つのものを長く、大切に使いたい。 そんなことをしみじみ考えさせられる素敵な道具です。 ●サイズ(概寸)* 傘の直径5.5cm×長さ7cm ※モノガタリをもった古いモノなので、経年上のスレや塗料はげ、傷がございます。 |
Copyright © 2015 Qronik.net All Rights Reserved.
|